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コードレス掃除機の選び方:重さ・ゴミ捨て・消耗品で比較

根拠の確認日:記事本文の出典・確認日をご参照ください。

食卓の下や玄関まわりを、必要なときに自分で掃除したい。コードレス掃除機を候補にするなら、持って使う重さと、掃除後に残る作業を一緒に確認します。紙パックを交換する費用を見積もるのか、容器を空にしてフィルターを手入れする場所を用意するのか。選ぶ前に、続けられる方法を決めておきましょう。

ここではマキタのCL107FDSHWとCL108FDSHWを、どちらもバッテリーBL1015・充電器DC10SA付きの条件で比べます。公式資料を整理した比較で、実機を使ったレビューではありません。清掃性能や使いやすさの順位は付けていません。

まず、自宅で使う条件をそろえる

床材と掃除する範囲、収納、ゴミ捨て場所は、先に確認します。「掃除道具を買う前に:床材・広さ・収納場所の確認」には、こうした住環境を記入する表があります。住環境の確認表は公開済みです。

この比較で候補を絞る前に、次の条件をメモしてください。

  • 掃除したい場所とゴミ、床材の品番や表面処理、床材メーカーが認める掃除方法。
  • 家具下の高さと脚の間隔、パイプやノズルを動かせる通路。床の配線や小物をどこへよけるか。
  • 道具を収納する場所、充電器を置く場所、ゴミを捨てる場所、洗った部品を乾かす場所。

床材に使えるか、家具下へ届くかは、型番の仕様だけでは確定しません。濡れた場所の掃除を目的に、この2機種を選ばないでください。両機の説明書では湿った場所・濡れた場所での使用を禁じています。CL107FD説明書 p.5、CL108FD説明書 p.5

1.0kgと1.1kgは、床掃除の使用総重量ではない

比較する項目 CL107FDSHW CL108FDSHW
集じん方式 紙パック、または再利用するダストバッグ カプセル式、フィルタ+プレフィルタ
バッテリー・充電器 BL1015(1.5Ah)・DC10SA付属 同左
公称質量 1.1kg、BL1015付き、ノズル・パイプなし 1.0kg、BL1015付き、パイプ・各ノズル・ホルダーなし
使用総重量 未確認 未確認
組立寸法 960×112×150mm 956×110×150mm
集じん容量 紙パック330mL/ダストバッグ500mL 600mL

セットの税別標準小売価格は、2026年4月の機種別公式カタログでCL107FDSHWが21,700円、CL108FDSHWが21,000円です。これは公式の標準価格で、販売店の実売価格・税込額・送料・現在庫ではありません。公式カタログ p.2

公称質量の構成は、CL107FD説明書p.3とCL108FD説明書p.3の注記を確認しました。組立寸法はパイプ・ノズル付きの長さ×幅×高さです。寸法と集じん容量は公式カタログ p.1「主要機能」によります。パイプ・ノズル付きの寸法が載っていても、質量まで同じ構成とは限りません。

床を掃除する構成の総重量は、今回の資料では確認できませんでした。1.0kgと1.1kgを、そのまま「掃除中に持つ重さ」として扱わないようにします。確認するなら、各機種の標準パイプ・床ノズルに、使うホルダーやすきまノズルなども含めた構成を決めて計量するか、メーカーへその構成の質量を問い合わせます。

持ち上げやすさや手首への負担も未実測です。重心、床ノズルを押す動作、家具の下へ差し込む姿勢まで含めて確かめたい項目です。公称質量の差だけで、楽に使える機種を決めることはできません。

CL108FDはカプセル式です。別売サイクロンアタッチメントを付けていない今回の構成を、サイクロン式とは呼びません。

連続使用時間は、両機ともモードごとに確認する

モード・充電 CL107FDSHW CL108FDSHW
標準 約25分 約25分
強 約12分 約12分
パワフル 約10分 約10分
BL1015をDC10SAで充電 約22分 約22分

連続使用時間の測定条件は、どちらも1.5Ah満充電相当です。数値は参考値で、バッテリーの充電状態や作業条件によって変わります。充電時間も温度・状態によって変動します。公式カタログ p.1〜2、CL107FD説明書 p.22〜25、CL108FD説明書 p.23〜26

CL108FDSTWは別のバッテリー構成です。その標準約82分を、BL1015付きのCL108FDSHWの時間へ混ぜません。

使いたいモードと、一度に掃除する場所を決めてから見比べます。約25分動くことは、自宅の床を25分で掃除し終えることではありません。何畳まで掃除できるか、ゴミが取り切れるかは、この表からは判断できません。

ゴミ捨ての後に、何を戻すかまで比べる

ゴミ捨てや手入れは、スイッチを切ってバッテリーを外して行います。下の整理は方法を選ぶための要約です。取り付け方を含む実作業は、手元の実機の説明書を確認してください。

方法 捨てるもの・残すもの 次に必要な作業
CL107FDの紙パック 使用済み紙パックを捨てる。ゴミストッパーは残す 新しい紙パックを説明書どおりに取り付ける。紙パックは再使用しない
CL107FDのダストバッグ 袋の中のゴミを捨て、袋とゴミストッパーは残す 袋の汚れ・装着を確認。汚れで吸込力が落ちた場合は洗浄・乾燥する
CL108FDのカプセル カプセルを外してゴミを捨てる。フィルタ類は残す フィルタ類のゴミを落とし、破れや装着を確認して組み立てる

CL107FD説明書 p.31〜38、CL108FD説明書 p.31〜35

紙パックを使う場合も、交換品を保管する場所と袋を付ける作業は残ります。再利用袋やカプセルを使う場合は、ゴミを出した後の袋・フィルターの手入れを含めて考えます。

容量が大きければゴミ捨て回数が一定割合で減る、紙パックなら粉じんが出ない、といった評価はしていません。捨てる頻度はゴミの量や種類に左右されます。ゴミ捨て時の粉じんや手の汚れ、作業の負担は、両機とも未実測です。

洗える部品と、乾かす場所を決める

CL107FDのダストバッグは、一般に布袋と呼ばれることもありますが、カタログ上は不織布です。説明書では、汚れて吸込力が低下したときに石けん水でもみ洗いし、十分に乾かして使うよう示されています。使い捨ての紙パックとは分けて扱います。取り外したスポンジフィルタにも水洗い・十分な乾燥の案内があります。CL107FD説明書 p.38

CL108FDの通常フィルタと別売の高機能フィルタには、薄めた中性洗剤でもみ洗いし、完全に乾燥させる手入れが示されています。スポンジフィルタも取り外して水洗いし、完全に乾かします。標準構成はフィルタとプレフィルタの組み合わせで、高機能フィルタへ替える場合は取り付け方が変わります。CL108FD説明書 p.33〜36、41〜42

洗える部品があることを、本体全体の水洗いができる意味へ広げないでください。カプセルやプレフィルタを含め、全部を同じ方法で洗ってよいとも判断しません。汚れを落とす方法は部品ごとに説明書へ照合します。

乾燥時間を一律に「何時間」とは決められません。洗った部品を置く場所と、完全に乾くまで掃除を待てるかを確認します。破れたフィルターは使わず、清掃・正しい装着後も吸込力が戻らない場合は、説明書の故障確認と販売店への相談へ進みます。独自の交換月数は設けません。

消耗品は、型番と調達条件を一緒にメモする

以下は2026年4月版の機種別公式カタログに載る税別の標準小売価格です。販売店の実売価格・送料込み価格ではありません。確認日は2026-10-10(日本時間)です。マキタの公式eカタログ一覧では2026年7月版の総合カタログも公開中ですが、該当機種ページの数値を独立抽出できていないため、下表の価格は掲載年月を明示して扱います。

対象・品目 適合型番・内容 カタログ価格と確認点
CL107FD・抗菌紙パック A-48511、10枚 650円。計算上65円/枚、税別・送料別。ゴミがたまったときや目詰まり時に交換し、再使用しない
CL107FD・ダストバッグ A-43957、1枚 170円。再利用用。汚れは洗浄・乾燥し、破損時などの交換は説明書と販売店へ照合
CL108FD・フィルタ A-43963、1枚/A-50728、10枚 100円/1,000円。プレフィルタと組み合わせる。穴や破れのある物は使わない
CL108FD・プレフィルタ 公式説明書の標準品番A-79136。2026年4月カタログにはA-50463を掲載 700円はA-50463の掲載値。A-79136の公式価格は未確認。説明書の版と実機型番を販売店へ示して確認する
両機・バッテリー BL1015、部品番号A-59841、1.5Ah 7,700円。実寿命や定期交換年数は未確認。充電後も使用時間が著しく短い場合などは説明書で診断する

公式カタログ p.1「消耗品」「バッテリ」、CL108FD説明書 p.15

プレフィルタには、資料間で型番の違いがあります。CL108FDの説明書p.15は標準品番をA-79136と記載し、カタログはA-50463を掲載しています。販売店マキタショップカメカメのA-50463ページには供給終了・販売終了、後継A-79136との表示がありますが、これは当該店の販売案内です。メーカーの正式な代替指定、旧品との互換範囲、A-79136の価格や供給状態は公式公開資料で確認できません。A-50463の価格や販売店表示だけから、現在の購入可否を判断しないでください。CL108FD説明書 p.15、販売店のA-50463案内

両セットは確認した公式カタログに掲載されていますが、即納とは限りません。本体・各部品の現在の実売、税込合計、送料、在庫、取り寄せ納期は未確認です。購入する店に、実機型番・説明書版・部品番号を示して次を確認してください。

  • 部品の適合と型番変更の有無、1袋の個数。
  • 税込商品代、送料やその他の手数料、注文総額。
  • 今ある在庫か取り寄せか、届くまでの日数、欠品時の対応。

紙パックの枚単価は、購入数量を考えるための計算です。何枚使うかを測っていないため、固定の年間費用は作れません。実際に使った交換数と購入総額を残してから、維持費を見直します。現在庫と将来の供給継続も別の確認です。

収納と充電は、別々に場所を取る

組み立て寸法は、収納を考える出発点です。フックやスタンド、取り出す手の動き、充電器やコードの空間は含みません。両機の説明書はストラップをフックへ掛ける保管方法を示し、支持なしで立て掛けると転倒のおそれがあるとしています。賃貸でフックを付けられない場合は、適合する収納用品とその寸法・費用の確認を残します。CL107FD説明書 p.37、CL108FD説明書 p.40

対象 長さ×幅×高さ 寸法を使うときの区別
CL107FDの本体寸法欄 455×112×150mm パイプ・ノズルを付けると全長960mm
CL108FDの本体寸法欄 456×110×150mm パイプ・ノズルを付けると全長956mm
DC10SA単体 120×163×73mm 電池を装着した外寸や、抜き差しの余裕ではない

本体欄の寸法を、電池を外した保管状態の実測値とは扱いません。BL1015単体、DC10SAに電池を付けた状態の外寸、収納用品の寸法と必要な操作空間は未確認です。実物の採寸またはメーカーへの確認が必要で、似た型番の数値で埋めません。CL107FD説明書 p.3、CL108FD説明書 p.3、DC10SA説明書 p.2

BL1015は本体から外してDC10SAで充電します。交流100Vの電源と、換気できる乾いた置き場が必要です。充電器と電池の風穴を塞がず、布などで覆いません。紙・布・畳・カーペット・ビニルの上、湿った場所やほこりの多い場所は避けます。コードを踏む、引っ掛ける、無理に引っ張る配置も避けてください。温度はDC10SA説明書p.6の禁止条件に合わせ、周囲10℃以上40℃未満を確認します。同書p.8・11には10〜40℃という表記もありますが、40℃で充電してよいとは扱いません。DC10SA説明書 p.4・6・11

取り出して、充電し、戻す場所を順に確認する

次の順で、自宅の収納口・内寸と操作範囲を確認します。外寸が収まるだけでは、出し入れや棚内での充電ができるとは判断できません。

  1. 本体を取り出す。 フックなどの支持を外す間も本体を支えられるか、パイプやノズルが収納口・扉・周囲の物に当たらないかを確認します。
  2. 電池を外す。 使用後など本体に電池が付いている場合は、停止した本体を支え、電池正面のボタンを下げてスライドさせるための手と電池の通り道を確認します。棚の奥で操作しにくければ、先に本体を取り出せる場所が必要です。すでに外して保管している場合は、カバー付きの電池を取り出します。CL107FD説明書 p.5・17〜18、CL108FD説明書 p.17〜18
  3. 充電する場所へ移す。 上の公式条件を満たす設置面にDC10SAとコードを置けるか、コンセントまでの経路を確認します。棚への収納可否とは別に、換気と風穴を塞がない配置を確認し、満たせなければ別の充電場所を用意します。
  4. 電池を差し込み、取り出す。 DC10SAのガイドに沿って奥まで入れる動きと、抜き取る動きに必要な空間を実物で確認します。充電完了は緑の点灯で確認。すぐ使わない場合は説明書が約30分の冷却を勧めており、その後に電池を抜き、充電器の電源プラグを抜きます。常時差しっぱなしの保管とは区別します。DC10SA説明書 p.8
  5. 保管場所へ戻す。 使用しない本体は電池を外して支持を確保します。電池はカバーを付け、充電器は電池とプラグを外した状態で保管できる場所へ。子供の手が届かない乾燥した鍵のかかる保管場所という指定も確認します。コードを収納口や扉で挟まず戻せるかを確かめます。CL107FD説明書 p.5・18・37、CL108FD説明書 p.17・40、DC10SA説明書 p.4

充電器周囲の離隔や手の操作範囲に、独自の「何cmあればよい」という値は付けません。通気・着脱・保管の条件を確認できなければ、置き場所を決めるまで候補を見送ります。

条件が合わなければ、買わずに待つ

紙パックの交換品を確保でき、袋交換を続けられるなら、CL107FDの紙パック使用を候補に残せます。同じ本体で再利用袋を使う場合は、洗浄と乾燥の負担を改めて考えます。容器を空にし、フィルターの清掃・乾燥を続けられるなら、CL108FDを候補に残せます。これは手入れ方法による絞り込みで、性能の優劣ではありません。

次の場合は、この2機種を急いで選ばなくて構いません。

  • 今の道具の置き場所を変えるだけで、困っていた掃除ができる。
  • 使用時の重さや床材への適合、家具下へ届くかが確認できていない。
  • 収納・充電・乾燥場所がない、必要な部品を調達できるか分からない。
  • 紙パック代も袋・フィルターの手入れも、続けられる見通しがない。

床を片付けてロボットの設置条件を確認する方法もありますが、コードレスと両方を買う必要はありません。「ロボット掃除機を買う前に:段差・家具下・床の配線を確認」も下書き本文を制作しました。公開はまだ確認できていないため、題名で案内します。今の困りごとに合う方式が定まらなければ、住環境の確認へ戻れます。

本記事で確認したのは、型番と構成にひも付く公称値、説明書の手入れ方法、部品の掲載情報です。清掃性能、使う負担、粉じん、音、寿命、時短は未実測です。時短を比べる場合も、床の掃除だけでなく出し入れ、ゴミ捨て、洗浄、充電準備にかかる人の時間を同じ範囲で測る必要があります。

仕様・部品掲載と販売店表示を2026-10-10(日本時間)に再確認しました。収納・着脱・DC10SAの充電条件は2026-10-09(日本時間)の確認です。使用総重量、個別家庭への適合、部品の現在の調達条件は残る確認事項です。注文前に実機型番と最新の資料を照合してください。

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