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掃除機の吸込力が落ちたら:買い替える前の確認と相談

根拠の確認日:記事本文の出典・確認日をご参照ください。

掃除の途中でゴミを吸いにくくなっても、すぐに故障や寿命とは決められません。集じん部の状態やバッテリなど、取扱説明書にある確認項目を見てから、続けて使うか、販売店へ相談するかを考えます。

先に、手元の掃除機の型番とゴミの集め方を確認してください。このページで手順を扱うのは、紙パック式の CL107FD と、カプセル式の CL108FD です。型番や構成が違う場合は、手順を流用せず、その機種の説明書を確認します。

まず使用を止める症状がないか確認

使用中に本体の調子が悪い、異臭がする、熱を持つ、いつもと違う音がする場合、両機種の説明書は直ちにスイッチを切って使用を中止し、販売店またはマキタ営業所へ点検・修理を申し付けるよう案内しています。吸込力の確認より、こちらを優先してください。状態を確かめるために運転を続けたり、本体を開けて調べたりしないでください。

異常がなく、単に吸い込みが弱く感じる場合だけ、型番に合う次の確認へ進みます。

型番と集じん構成を控える

確認すること 記録する内容
本体の型番 本体表示をそのまま記録。例:CL107FD、CL108FD
ゴミの集じん方式 CL107FD:ダストバッグまたは紙パック/CL108FD:カプセルとフィルタ類
症状 いつから、どの作業中に、どのように弱く感じたか
直前の状態 ゴミを捨てた時期、袋・カプセルやフィルタの状態、バッテリ残量表示など、目で見て分かる範囲
異常の有無 異臭・発熱・異常音・破損・水濡れなど。あれば使用を中止

型番の読み違いや集じん構成の違いがあると、手入れの対象も変わります。ここで分からない場合は分解せず、販売店に型番の確認から相談してください。

CL107FD:ダストバッグと紙パックを分ける

お手入れ前はスイッチを切り、バッテリを取り外します。説明書の印刷p.37では、本体・吸込口・ダストバッグ収納部などを薄めた中性洗剤を含ませた布で拭く方法も案内しています。CL107FDの取扱説明書(881A67K1)の「吸込力が弱い」の項(印刷p.39)では、ダストバッグまたは紙パックにゴミがたまっていないか、ダストバッグが目詰まりしていないか、紙パックが目詰まりしていないか、バッテリが消耗していないかを確認項目にしています。

集じん部 説明書にある確認・対応 次に見る点
ダストバッグ(再利用) 印刷p.38。汚れて吸込力が低下したときは石けん水でもみ洗いし、十分に乾燥させる。目詰まりの確認と、はたく/水洗いは印刷p.39 乾燥後、バッグとフィルタを正しく装着できるか確認。破れや穴があれば使わず相談
紙パック(使い捨て) 印刷p.39。ゴミがいっぱい、または目詰まりしている場合は交換する 紙パックを洗ったり、ゴミを戻して再利用したりしない
スポンジフィルタ 印刷p.38。取り外して、はたくか水洗い。水洗いした場合は十分に乾燥させてから装着 フィルタを付け忘れない。穴のあるフィルタや不確かな装着状態では使わない
バッテリ 説明書の症状表では消耗も確認し、充電を案内 異常な発熱・損傷・極端に短い使用時間があるバッテリは使わず相談。改善しないのに充電を繰り返さない

紙パックは使い捨て、ダストバッグは手入れして再使用するものです。処置を入れ替えないでください。水洗いした部品を乾き切る前に戻すと、説明書上もモータ故障の原因になります。

CL108FD:カプセルとフィルタ類を確認

お手入れの前はスイッチを切り、バッテリを取り外します(印刷p.31)。CL108FDの取扱説明書(881K25A7)の「吸込力が弱い」の項(印刷p.44)では、カプセル内のゴミ、フィルタの目詰まり、バッテリの消耗を確認します。標準構成はフィルタとプレフィルタです。説明書は性能維持のためマキタ純正のフィルタ類を使い、使用前に正しく取り付けるよう記載しています(印刷p.27)。

集じん部 説明書にある確認・対応 次に見る点
カプセル 印刷p.31。取り外し前にカプセルを軽くたたき、フィルタに付いたゴミを落としてから、ゴミを捨てる カプセルを開けるとゴミがこぼれる場合があるため、説明書どおりに扱う。組み付け後は位置を合わせ、止まるまで確実に取り付ける
標準フィルタ 印刷p.32で付着したゴミを軽くたたいて落とす。症状表(印刷p.44)は目詰まり時に「フィルタ」をはたくか水洗いと案内。手入れの説明(印刷p.41)は時々、薄めた中性洗剤でもみ洗いし、完全乾燥と指定 印刷p.33–34の組立図に従い、奥までかぶせ、めくれがない状態で装着。p.44の処置をプレフィルタへ広げず、フィルタは完全乾燥させる
プレフィルタ(標準構成) 印刷p.32。内部の細かいゴミを捨てる。同ページでは続けてフィルタに付いたゴミを軽くたたいて落とす。ここではプレフィルタ自体の洗浄処置を案内していない 印刷p.34–35の組立図に従ってフィルタの上からかぶせ、奥まで入れて止まるまで回す。洗浄の要否・方法が不明なら手元の説明書か窓口へ確認
スポンジフィルタ 印刷p.42。取り外して、はたくか水洗い。水洗い後は完全に乾燥させる 印刷p.42–43に従い、ステー奥まで全周を押し込んでからフィルタを確実に装着
別売高機能フィルタ 標準フィルタ+プレフィルタとは別構成。印刷p.36–39の専用手順で取り付け、ゴミを捨てて付着分を軽くたたく。印刷p.41では薄めた中性洗剤でもみ洗いし、完全に乾燥させる 標準フィルタ類を取り外してから装着し、重ねない。専用の固定用突起とハウジング内側の溝で固定する
バッテリ 症状表(印刷p.44)では消耗も確認し、充電を案内 お調べしても直らない場合、印刷p.45はバッテリ寿命の可能性と、さらに充電すると充電器も故障する場合があることを記載。充電を繰り返さず販売店等へ相談

p.44の症状表は「フィルタ」と総称しますが、標準構成のプレフィルタはp.32でゴミ捨てのみを案内し、洗浄方法は示していません。水洗いをプレフィルタへ広げず、手元の説明書で判断できなければメーカー窓口へこの部品名を示して確認します。エアブロワで粉じんを内部へ入れない条件も守ってください。

確認後の出口

説明書の確認で原因候補に対応できた

型番に合う範囲でゴミを捨てる、紙パックを交換する、フィルタを手入れします。水洗いした部品は十分に乾かし、説明書の向き・位置で戻します。組み立て方が分からない場合は動かさず販売店へ確認してください。

弱さが続く、または原因を特定できない

故障箇所を自分で決めつけず、購入店またはマキタの営業所へ相談します。次の情報があると症状を説明しやすくなります。

  • 本体の正確な型番と、バッテリ・充電器の型番
  • CL107FDならダストバッグ/紙パックのどちらか、CL108FDならカプセルとフィルタの状態
  • いつから、どのような使い方で弱くなったか
  • 説明書どおりに確認した項目と、その後の変化
  • 異臭・発熱・異常音・破損・水濡れの有無
  • 保証書、購入時期や購入店が分かる情報

CL107FDは、確認しても直らないときに販売店または営業所へ修理を申し付け、依頼時に本体・バッテリ・充電器を持参するよう説明書にあります(印刷p.39)。CL108FDは、症状表を確認するページが印刷p.44、調べても直らない場合の注意と相談・持参物の案内が印刷p.45です。同ページは修理を自分で行わず販売店または営業所へ申し付けること、本体・バッテリ・充電器を一緒に持参することを案内しています。窓口や所在地はマキタの支店・営業所案内で確認できます。製品に関する質問先はマキタのお問い合わせ案内を参照してください。受付方法や必要な持ち物は事前に窓口へ確認してください。

自分で行わないこと

  • 異臭・発熱・異常音などがあるのに、原因を確かめるため運転を続ける
  • 説明書にない方法で本体やモータ部を分解・修理する
  • 吸込口の奥へ道具を差し込んで、無理に詰まりを取る
  • 濡れたフィルタや袋を戻す、破れたフィルタを付けて使う
  • 紙パックを洗って再利用する
  • 充電しても改善しない状態で、充電を何度も繰り返す

フィルター清掃で吸込力が戻らず、異臭・発熱・異常音もない場合は、型番、バッテリ・充電器、試した手入れ、症状の変化を控えて販売店へ点検を相談します。CL108FDでは説明書p.45の指示どおり、本体・バッテリ・充電器を一緒に持参できるよう準備してください。


記事の対象はCL107FDとCL108FDです。相談前に本体表示と手元の説明書の型番・版を照合してください。

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